CHARACTER&CAST

熊徹[くまてつ]

九太の師匠。【渋天街】で一二を争う最強のバケモノで、次の宗師候補の1人。宗師になるには弟子がいることが条件なのだが、熊徹が粗暴な性格で品格のカケラも無いため、誰も弟子にはなりたがらない。ところが、身寄りのない九太を引き取り、バケモノ界ではご法度の人間を弟子にしてしまう。

PROFILE

役所広司/KOJI YAKUSHO

1956年1月1日生まれ。1996年『Shall we ダンス?』(周防正行監督)、『眠る男』(小栗康平監督)、『シャブ極道』(細野辰興監督)で国内の14の映画賞で主演男優賞を独占。1997年にはカンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞作品『うなぎ』(今村昌平監督)で主演、『CURE』(黒沢清監督)で東京国際映画祭最優秀男優賞を受賞。2001年には『赤い橋の下のぬるい水』(今村昌平監督)がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品。シカゴ国際映画祭では主演男優賞に輝く。『SAYURI』(05年/ロブ・マーシャル監督)、『バベル』(07年/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)などの海外作品にも出演。2009年には主演作『ガマの油』で初監督を務める。2012年主演作『わが母の記』(原田眞人監督)は、モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリを受賞し、同年6月には紫綬褒章を受章。芸術性の高い作品からエンタテイメント作品まで、様々な役柄を抜群の演技力と存在感で演じ、国内外で高い評価を得る、まさに日本の至宝。近年には『清須会議』(13年/三谷幸喜監督)、『渇き。』(14年/中島哲也監督)、第38回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した『蜩ノ記』(14年/小泉堯史監督)に出演。『日本のいちばん長い日』(15年/原田眞人監督)が公開を控える。劇場版アニメは『森のリトル・ギャング』(06年/ティム・ジョンソン監督)、『ATOM』(09年/デヴィッド・バワーズ監督)などに出演。細田守監督作品は初参加となる。

少年期

九太[きゅうた]

9歳のとき、ある事をきっかけに両親と離ればなれになってしまった少年。どこにも行き場がなく【渋谷】の路地裏を彷徨っていたとき、熊徹と偶然出会う。強さを求め、嫌々ながらも熊徹の弟子となり、バケモノの世界【渋天街】へ行くことを決意する。

PROFILE

宮﨑あおい/AOI MIYAZAKI

1985年11月30日生まれ。第53回カンヌ国際映画祭でW受賞した『EUREKA(ユリイカ)』(01年/青山真治監督)で注目され、映画初主演となる『害虫』(02年/塩田明彦監督)で第23回ナント三大陸映画祭コンペティション部門主演女優賞を受賞。2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」では、大河ドラマ史上最年少で主演を務め、女優として着実にキャリアを重ねる。主な出演映画は『NANA-ナナ-』(05年/大谷健太郎監督)、『初恋』(06年/塙幸成監督)、『少年メリケンサック』(09年/宮藤官九郎監督)、『ソラニン』(10年/三木孝浩監督)、『神様のカルテ』(11年/深川栄洋監督)、『ツレがうつになりまして。』(11年/佐々部清監督)、『わが母の記』(12年/原田眞人監督)、『天地明察』(12年/滝田洋二郎監督)、『北のカナリアたち』(12年/阪本順治監督)、『きいろいゾウ』(13年/廣木隆一監督)、『舟を編む』(13年/石井裕也監督)、『ペタル ダンス』(13年/石川寛監督)、『神様のカルテ2』(14年/深川栄洋監督)など。『世界から猫が消えたなら』(16年/永井聡監督)が公開を控える。劇場版アニメは『銀色の髪のアギト』(06年/杉山慶一監督)、『カラフル』(10年/原恵一監督)、『おおかみこどもの雨と雪』(12年/細田守監督)に続き4作目となる。

青年期

九太[きゅうた]

九太は熊徹の弟子となり、修行と冒険の日々を重ねるうち、17歳の逞しい青年となる。ある日偶然、【渋天街】から人間の世界【渋谷】に舞い戻り、女子高生の楓と出会う。バケモノの世界では十分にできなかった勉強を、読み書きから教えてもらう。

PROFILE

染谷将太/SHOTA SOMETANI

1992年9月3日生まれ。『パンドラの匣』(09年/冨永昌敬監督)で長編映画初主演。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(11年/瀬田なつき監督)では、第66回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞を受賞。『ヒミズ』(12年/園子温監督)で、第68回ベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)を日本人として初受賞。『ヒミズ』と『悪の教典』(12年/三池崇史監督)の2作品で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主演から脇役まで幅広く演じる次世代の日本映画界を背負って立つ存在。主な出演映画は『14歳』(07年/廣末哲万監督)、『生きてるものはいないのか』(12年/石井岳龍監督)、『インターミッション』(13年/樋口尚文監督)、『永遠の0』(13年/山崎貴監督)、『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』(14年/矢口史靖監督)、『寄生獣』(14年/山崎貴監督)、『さよなら歌舞伎町』(15年/廣木隆一監督)、『寄生獣 完結編』(15年/山崎貴監督)。『ストレイヤーズ・クロニクル』(15年/瀬々敬久監督)、『映画 みんな!エスパーだよ!』(15年/園子温監督)、『バクマン。』(15年/大根仁監督)が公開を控える。劇場版アニメは細田守監督の前作『おおかみこどもの雨と雪』(12年)に続き2作目となる。

楓[かえで]

【渋谷】にある進学校に通う女子高生。九太と図書館で出会い、一緒に勉強をする。楓は、読み書きを教えてもらっている九太にとって、人間界での師匠のような存在。

PROFILE

広瀬すず/SUZU HIROSE

1998年6月19日生まれ。2012年より、雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活動するほか、ドラマ、映画、CMと幅広く活躍中。7代目の「ゼクシィ」CMガールに選ばれ、脚光を浴びる。2013年『謝罪の王様』(水田伸生監督)でスクリーンデビュー。2015年には「学校のカイダン」にて、連続ドラマ初主演。その他出演作は『クローズEXPLODE』(14年/豊田利晃監督)。『海街diary』(15年/是枝裕和監督)の公開を控える。劇場版アニメへの出演は本作が初めてとなる。

多々良[たたら]

老けた猿顔のバケモノで、熊徹の悪友。頭の切れる、口の悪い皮肉屋。人間のくせに熊徹の弟子となった九太に冷たい態度で接する。

PROFILE

大泉 洋/YO OIZUMI

1973年4月3日生まれ。演劇ユニット「TEAM NACS」メンバー。深夜番組「水曜どうでしょう」で鈴井とレギュラー出演後、全国放送のドラマに出演。『探偵はBARにいる』(11年/橋本一監督)では第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞・第35回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。『しあわせのパン』(12年)、『ぶどうのなみだ』(14年ともに三島有紀子監督)など北海道にゆかりのある作品に多く出演している。『青天の霹靂』(14年/劇団ひとり監督)では第6回TAMA映画賞にて最優秀男優賞を受賞。主な出演映画は『アフタースクール』(08年/内田けんじ監督)、『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(13年/橋本一監督)、『清須会議』(13年/三谷幸喜監督)、『トワイライト ささらさや』(14年/深川栄洋監督)、『駆込み女と駆出し男』(15年/原田眞人監督)。『アイアムアヒーロー』(16年/佐藤信介監督)が公開を控える。劇場版アニメは『千と千尋の神隠し』(01年/宮崎駿監督)、『猫の恩返し』(02年/森田宏幸監督)、『茄子 アンダルシアの夏』(03年/高坂希太郎監督)、『ハウルの動く城』(04年/宮崎駿監督)、『レイトン教授と永遠の歌姫』(09年/橋本昌和監督)、『思い出のマーニー』(14年/米林宏昌監督)など出演作多数。細田守監督作品は初参加となる。

百秋坊[ひゃくしゅうぼう]

瘦せた豚顔のバケモノで、熊徹の悪友。聡明で、誰にでも優しく接する僧侶。熊徹との師弟関係に悩む九太に助言を与える。

PROFILE

リリー・フランキー/LILY FRANKY

1963年11月4日生まれ。イラストやデザインのほか、文筆、写真、作詞・作曲、俳優など、多分野で活動。初の長編小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」は2006年本屋大賞を受賞し220万部を超え、絵本「おでんくん」はアニメ化。音楽活動では、総合プロデュースした藤田恵美「花束と猫」(ポニーキャニオン)が「第54回 輝く!日本レコード大賞」において優秀アルバム賞を受賞。俳優としては、映画『ぐるりのこと。』(08年/橋口亮輔監督)でブルーリボン賞新人賞を受賞。また、『そして父になる』(13年/是枝裕和監督)で第37回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、『凶悪』(13年/白石和彌監督)で同優秀助演男優賞を受賞。アニメ声優は1999年のTVアニメ「サウスパーク」以来2作目。細田守監督作品は初参加となる。

宗師[そうし]

【渋天街】に棲む10万を超えるバケモノを長年束ねてきた長老。引退して神様に転生すると宣言。新たな宗師となる、強さ、品格とも一流のバケモノを探している。

PROFILE

津川雅彦/MASAHIKO TSUGAWA

1940年1月2日生まれ。5歳のとき、『狐の呉れた赤ん坊』(45年/丸根賛太郎演出)でスクリーンデビュー。『狂った果実』(56年/中平康監督)で主演。以来ヌーベルバーグに出演。『マルサの女』(87年/伊丹十三監督)、『夜汽車』(87年/山下耕作監督)で、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。1998年の『プライド 運命の瞬間』(伊藤俊也監督)では東條英機役を演じて日本アカデミー賞優秀主演男優賞、2014年『0.5ミリ』(安藤桃子監督)では報知映画賞助演男優賞を受賞。主な出演映画は『ひとひらの雪』(85年/根岸吉太郎監督)、『墨東綺譚』(92年/新藤兼人監督)、『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(94年/深作欣二監督)、『スーパーの女』(96年/伊丹十三監督)など。近年では『交渉人 THE MOVIE』(10年/松田秀知監督)、『一枚のハガキ』(11年/新藤兼人監督)など。また、マキノ雅彦名義で『寝ずの番』(06年)、『次郎長三国志』(08年)、『旭山動物園物語』(09年)を監督。劇場版アニメは『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』(09年/ニック・パーク監督)以来となり、15年11月公開の『リトルプリンス 星の王子さまと私』を含めて3作品となる。細田守監督作品は初参加となる。

猪王山[いおうぜん]

【渋天街】の誰もが、強さ、品格ともに一流と認めるバケモノ。数多くの弟子をもち、次期宗師の最有力候補。一郎彦と二郎丸の父親。

PROFILE

山路和弘/KAZUHIRO YAMAJI

1954年6月4日生まれ。青年座研究所を第一期生として卒業後、劇団青年座に入座。2011年、舞台「宝塚BOYS」、「アンナ・カレーニナ」での演技に対して第36回菊田一夫演劇賞を受賞。主な出演作は、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12年/本広克行監督)、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(14年)、舞台「ピアフ」、「ハムレット」、「灰色のカナリア」、「三文オペラ」など。ジェイソン・ステイサム、ヒュージャックマン、ショーン・ペン、ソン・ガンホ、ラッセル・クロウなどの洋画の吹替えを担当するなど、幅広く活躍。『突入せよ!「あさま山荘」事件』(02年/原田眞人監督)では、役所広司演じる主人公の片腕役を好演した。細田守監督作品は初参加となる。

少年期

一郎彦[いちろうひこ]

猪王山の長男。親ゆずりの強さ・品格をもち、父のような立派な剣士になることを夢見ている。

PROFILE

黒木 華/HARU KUROKI

1990年3月14日生まれ。NODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」(10年)のヒロインオーディションに合格し、中村勘三郎と野田秀樹との3人芝居で娘役を射止めた。『東京オアシス』(11年/松本佳奈・中村佳代監督)にて映画デビュー。『シャニダールの花』(13年/石井岳龍監督)では映画初主演を果たし、14年には『小さいおうち』(山田洋次監督)で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を日本の女優として史上4人目の受賞を果たし大きな話題となった。主な出演作に『草原の椅子』(13年/成島出監督)、『舟を編む』(13年/石井裕也監督)、『繕い裁つ人』(15年/三島有紀子監督)、『幕が上がる』(15年/本広克行監督)、『ソロモンの偽証 前篇・後篇』(15年/成島出監督)、『母と暮せば』(15年12月12日公開/山田洋次監督)など。劇場版アニメは細田守監督の前作『おおかみこどもの雨と雪』(12年)、『花とアリス殺人事件』(15年/岩井俊二監督)以来3作目となる。

青年期

一郎彦[いちろうひこ]

少年期の優等生っぽい雰囲気から、大人びた精悍な顔つきに成長。物に触れずに動かす能力、念動力の使い手。

PROFILE

宮野真守/MAMORU MIYANO

1983年6月8日生まれ。今、最も活躍する人気若手声優で、歌手活動も積極的に行っている。主な出演作品に「DEATH NOTE」(06年)、「桜蘭高校ホスト部」(06年)、「機動戦士ガンダムOO」シリーズ(07年~)、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(10年)、「ポケットモンスター ベストウィッシュ」シリーズ(10年~)、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ(11年~)、「ちはやふる」シリーズ(11年~)、「ガッチャマン クラウズ」(13年)、『怪盗グルーのミニオン危機一発』(13年)、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』(13年)、「信長協奏曲」(14年)、「黒執事 Book of Circus」(14年)、「七つの大罪」(14年)、「東京喰種トーキョーグール」シリーズ(14年~)、『ミニオンズ』(15年)など。細田守監督作品は初参加となる。

少年期

ニ郎丸[じろうまる]

猪王山の次男。強いものに憧れ、父と兄を自慢に思っている。天真爛漫で、無類の食いしん坊。

PROFILE

大野百花/MOMOKA OHNO

2001年8月19日生まれ。『きな子〜見習い警察犬の物語〜』(10年/小林義則監督)では、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に『ハラがコレなんで』(11年/石井裕也監督)、『抱きしめたい -真実の物語-』(14年/塩田明彦監督)、『もういちど』(14年/板屋宏幸監督)など。劇場版アニメは細田守監督の前作『おおかみこどもの雨と雪』(12年)以来2作目となる。

青年期

ニ郎丸[じろうまる]

少年期のヤンチャな気質が抜け、穏やかな性格で誰とでも親しくできる青年に。九太の親友でもある。

PROFILE

山口勝平/KAPPEI YAMAGUCHI

1965年5月23日生まれ。「らんま1/2」(89年)の早乙女乱馬役で初主演し、声優として本格的なキャリアが始まる。「名探偵コナン」シリーズでは工藤新一と怪盗キッドの二役を演じている。他、主な出演作は、劇場版アニメ『魔女の宅急便』(89年/宮崎駿)、「ご近所物語」(95年)、「ズッコケ三人組」(95年)、「ONE PIECE」シリーズ(99年~)、「犬夜叉」(00年~)、「DEATH NOTE」(06年)、「はなかっぱ」(10年)、「Dororonえん魔くんメ~ラめら」(11年)、「烈車戦隊トッキュウジャー」(14年)など。細田守監督作品は『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』(05年)以来2作目となる。

チコ

九太と【渋谷】の路地裏で出会って以来、いつも一緒に行動している不思議な小動物。

PROFILE

諸星すみれ/SUMIRE MOROHOSHI

1999年4月23日生まれ。主な出演作として「居酒屋もへじ」(11年)、「アイカツ!」シリーズ(12年)、『レイトン教授と永遠の歌姫』(09年/橋本昌和監督)、「東京喰種トーキョーグール」シリーズ(14年~)など。また、『リロ&スティッチ』(03年/クリス・サンダース監督)、『トイ・ストーリー3』(10年/リー・アンクリッチ監督)、『シュガー・ラッシュ』(13年/リッチ・ムーア監督)など、数々のディズニー作品の吹き替えを担当し、『アナと雪の女王』(14年/クリス・バック、ジェニファー・リー監督)では子ども時代のアナ役を好演した。細田守監督作品は、『サマーウォーズ』(09年)以来、2作目となる。

九太の父[きゅうたのちち]

PROFILE

長塚圭史/KEISHI NAGATSUKA

1975年5月9日生まれ。1996年、演劇プロデュースユニット“阿佐ヶ谷スパイダース”を旗揚げ、作・演出・出演の三役を担う。08年、文化庁新進芸術家海外研修制度にて1年間ロンドンに留学。帰国後の11年、ソロプロジェクト“葛河思潮社”を始動、三好十郎作「浮標(ぶい)」を上演する。近年の舞台作品に「蛙昇天」、「鼬(いたち)」、「背信」、「マクベス」、「冒した者」、「あかいくらやみ~天狗党幻譚~」など。読売演劇大賞優秀演出家賞など受賞歴多数。また、俳優としても、WOWOW「ヒトリシズカ」(12年)、WOWOW「グーグーだって猫である」(14年)、NTV「Dr.倫太郎」(15年)の出演のほか、FUJIFILM アスタリフト、SUBARUフォレスターのCMナレーションなど積極的に活動。劇場版アニメの出演は本作が初となる。

九太の母[きゅうたのはは]

PROFILE

麻生久美子/KUMIKO ASO

1978年6月17日生まれ。1998年、『カンゾー先生』(今村昌平監督)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、新人俳優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞。主な出演作は『アイデン&ティティ』(03年/田口トモロヲ監督)、『THE 有頂天ホテル』(06年/三谷幸喜監督)、『夕凪の街 桜の国』(07年/佐々部清監督)、『モテキ』(11年/大根仁監督)、『宇宙兄弟』(12年/森義隆監督)、『グッモーエビアン!』(12年/山本透監督)、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(13年/吉田恵輔監督)、『ニシノユキヒコの恋と冒険』(14年/井口奈己監督)など。『ラブ&ピース』(15年/園子温監督)が公開を控える。劇場版アニメは、『カラフル』(10年/原恵一監督)、細田守監督の前作『おおかみこどもの雨と雪』(12年)、『百日紅~Miss HOKUSAI~』(15年/原恵一監督)に続き4作目となる。